草刈民代、ドラマ初主演!二回り年下の“王子”とロマンス!
元バレリーナで女優の草刈民代が、9月4日放送開始のNHKよる☆ドラ「眠れる森の熟女」(毎週火曜日22:55~、全9話)でドラマ初主演を務めることが明らかになった。草刈は離婚調停中の専業主婦役で、瀬戸康史演じる二回り近く年下の御曹司とのロマンスを軸に物語が展開する。
「ビターシュガー」や「本日は大安なり」などの傑作ドラマで人気を博したNHKのよる☆ドラ枠。夫で映画監督の周防正行最新作『終の信託』の公開を10月に控え、女優活動が本格化している草刈が満を持して連ドラ初主演を飾る。演じるのは、結婚を機に大手都市銀行を退社した46歳の専業主婦・相沢千波。突如夫に、facebookで再会した中学時代の初恋相手と結婚し人生をやり直したいと告げられ離婚調停中だ。夫には羽場裕一、夫の初恋相手で人気女性雑誌の敏腕編集長には森口瑤子がふんしている。
また、中学生の息子の親権を守ろうと千波(草刈)が再び働きに出た先の超高級ホテルで二回り近く年下の世界的ホテル王のイケメン御曹司、通称「王子」の高岡祐輔(瀬戸)と出会いほのかに恋心を抱く。年の差婚も話題の現代社会を反映したかのような本ドラマは、成熟した女性がさらに磨きをかけ、新たなことに挑戦する姿を周囲の人間関係と共に描き出すラブコメディーに仕上がった。
オファーを受けて役柄と作風に心が弾んだという草刈は、「このような役柄を演じられるとは思わなかったので、本当にうれしく、やりがいを感じています」とやる気満々。また、「瀬戸君のような年の離れた若者との恋は、わたし個人としては全く想像がつきません」と明かした草刈だが、「人生何が起こるかわからない」「今回は千波さんの人生を通してそのことを体験し、扉を開いてみようと思います」と抱負を語った。
人前ではパーフェクトな人格だが、裏ではサイテーな性格という難役に挑む瀬戸は、「この役を演じる上で、人間の汚さや、ずるさといったマイナスイメージを大切に演じたいと思います。僕にとって新たな挑戦でもあるので、丁寧に役づくりしていきたい」と意気込んでいる。本ドラマは「胡桃の部屋」などを手掛けた脚本家・篠崎絵里子のオリジナル作品。(編集部・小松芙未)
よる☆ドラ「眠れる森の熟女」は9月4日よりNHK総合(22:55~)で放送開始(連続9回)