カルト的人気を誇るサスペンス映画『シーラ号の謎』がリメイクへ!
1973年にハーバート・ロス監督がメガホンを取った映画『シーラ号の謎』がリメイクされることが、ハリウッド・リポーターほか複数のメディアによって伝えられた。
これは、製作/配給会社ニュー・ラインのもと、映画『ナンバー23』や『センター・オブ・ジ・アース』をプロデュースしたボー・フリンが企画している作品で、オリジナルのストーリーは、妻シーラをひき逃げされたハリウッドのプロデューサー、クリントンが、犯人を見つけるために南仏にある豪華ヨット「シーラ号」に、生前妻と親しかった6人の映画関係者を招き、ミステリー・ゲームを始めるというサスペンス作品。
オリジナルの作品では、ジェームズ・コバーン、リチャード・ベンジャミン、ダイアン・キャノン、ジェームズ・メイソン、ラクエル・ウェルチらが出演していて、脚本はブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムと、映画『サイコ』などでおなじみの俳優アンソニー・パーキンスが共同執筆した。また、エンディング・クレジットでは、歌手のベット・ミドラーが「フレンズ」という曲を歌っていた。
ただ、今のところは脚本家を探している状態で、映画化にはしばらく掛かりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)