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SF映画、これだけは観ておけ!トンデモ作品に最弱宇宙人まで登場!?110年の歴史から傑作を選出!-映画秘宝

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「映画秘宝EX 映画の必修科目03~異次元SF映画100~」(税込み1,260円/洋泉社刊)
「映画秘宝EX 映画の必修科目03~異次元SF映画100~」(税込み1,260円/洋泉社刊)

 リドリー・スコット監督が『プロメテウス』を発表し、アーノルド・シュワルツェネッガーの大ヒット作『トータル・リコール』がリメイクされるなど、今年も映画界を騒がせているSFジャンル。映画誕生から、星の数ほど作られてきたSF映画の中から「これを観なきゃ話にならない」作品100本が、映画専門雑誌映画秘宝のムック本で紹介されている。

 本書は、映画秘宝が各映画ジャンルのマスト100本を厳選するムック本「映画の必修科目シリーズ」の第3弾。これまでは「カルト映画」や「韓国映画」などを扱ってきた同書が、今回は「映画秘宝EX 映画の必修科目03~異次元SF映画100~」と題し、ついに代表的な映画ジャンルに踏み込んだ。

 紹介されているのは、『2001年宇宙の旅』から『猿の惑星』『スター・ウォーズ』など誰もが知る傑作SFから、『スローターハウス5』『ある日どこかで』といった味のある名作までさまざま。古き良き傑作だけでなく、2000年代に製作された『トゥモロー・ワールド』や『26世紀青年』(日本未公開)など、比較的近年の「観るべき」SFも紹介している部分が興味深い。

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 また巻頭では青井邦夫氏が、1902年のジョルジュ・メリエス監督作『月世界旅行』から2000年代の『アバター』にいたるまで、100年以上にわたるSF映画史を追う圧巻のコラムを掲載。

 そのほか、桑原あつし氏がSF映画史上もっとも倒しやすい(!?)エイリアンを語る「最弱宇宙人決定戦」や、創意工夫を凝らしてSF世界を表現してきた、先人たちの努力を中心にSFXの歴史を語る須賀隆氏の「映画の“マジック”はローテクに宿る!」、キシオカタカシ氏による、どうしてこうなった!? と言いたくなるSFを集めた「トンデモSF映画の憎めない味わい」など、興味深いコラムも数多く掲載されている。(編集部・入倉功一)

「映画秘宝EX 映画の必修科目03~異次元SF映画100~」は洋泉社から発売中 1,260円(税込み)

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