『ドライヴ』のオスカー・アイザック、アクション・スリラー映画でヴィゴ・モーテンセンと共演か?
映画『ドライヴ』のオスカー・アイザックが、アクション・スリラー映画『ツー・フェイセス・オブ・ジャニュアリー(原題) / Two Faces Of January』でヴィゴ・モーテンセンと共演する方向で交渉に入っていることをVarietyが明らかにした。
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原作は「太陽がいっぱい」「見知らぬ乗客」などの映画化で知られるパトリシア・ハイスミスの同名小説(邦題「殺意の迷宮」)。警察の追及を逃れて、妻とともにアメリカからギリシャにやってきた詐欺師が、尋問に来た地元刑事を殺してしまうが、その現場をアメリカ人の青年が目撃する。ところが青年は通報するどころか逃亡に手を貸し、詐欺師とその妻、青年の三人はクレタ島に逃れるが、三人の人間関係のバランスが少しずつ崩れていき、やがて悲劇が起こる、というストーリー。主演交渉中といわれているヴィゴ・モーテンセンが詐欺師、オスカー・アイザックがアメリカ人青年を演じると思われる。
監督は『ドライヴ』でオスカー・アイザックとタッグを組んだ脚本家ホセイン・アミニ。この作品で脚本を書くと同時に映画監督デビューを果たすことになる。
撮影は今年末から開始の予定。パトリシア・ハイスミスの原作と聞いただけで、映画ファンにはわくわくさせる要素のいっぱいな作品だ。(後藤ゆかり)