ベテラン監督ジョン・セイルズ、自身のブログで新作『ゴー・フォー・シスターズ』詳細発表!
映画『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』『希望の街』などのベテラン監督で脚本家としても二度アカデミー賞ノミネーションを果たしているジョン・セイルズが自身のブログjohnsaylesblog.comで、新作『ゴー・フォー・シスターズ(原題) / Go For Sisters』についてあらすじなどを発表した。
『ゴー・フォー・シスターズ(原題)』のあらすじは次のとおり。二人の友人バーニスとフォンテーンは姉妹のように仲良く育ったが、ある時からその仲が途絶え、20年がたってしまう。そして再会した時、フォンテーンは刑務所から出てきたばかりで、ヘロイン中毒と闘っており、バーニスは彼女の保護監察官となることになる。しかしバーニスにはそれよりももっと恐ろしい問題に直面するのだった。
キャストについては、エドワード・ジェームズ・オルモス、リサ・ゲイ・ハミルトン、ヨランダ・ロス、ヘクター・エリゾンド、イザイア・ワシントンとどの顔も演技派ぞろい。このキャストたちで、この夏4週間をかけ撮影をするというセイルズ。製作予算は100万ドル(約8,000万円)と明かしている。
『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』の高い評価でジム・ジャームッシュと並び「ニューヨーク・インディーズ派」の代表といわれ、その独特な切り口の人間ドラマが魅力のジョン・セイルズの映画がまた観られるのはありがたいことだ。(後藤ゆかり)