「メイベリー110番」のアンディ・グリフィスさん死去 86歳
1960年代にアメリカで大ヒットしたコメディ番組「メイベリー110番」で主役を務めたアンディ・グリフィスさんが、現地時間3日、ノースカロライナの自宅で亡くなった。彼の友人ビル・フライデーがWITN Newsに伝えたことで明らかになった。
アンディ・グリフィスさん出演映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』写真ギャラリー
アンディ・グリフィスさんは、エリア・カザン監督の映画『群衆の中の一つの顔』に出演して頭角を現し、その後1960年から1968年まで続いた長寿シットコム「メイベリー110番」で保安官アンディ・テイラー役を演じて一躍世間に名をはせた。ちなみに、この番組で子役としてオピーを演じていたのが、今はハリウッドの大物監督となったロン・ハワードである。同番組は、後のシットコムに大きな影響を与えたにもかかわらず、アンディ・グリフィスさんは一度も同番組でエミー賞にノミネートされたことがなかった。
このほか、1986年から1995年まで放映されたテレビシリーズ「マットロック(原題) / Matlock」では弁護士を演じて再び注目を浴び、近年ではサンダンス映画祭で話題になった映画『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』にも出演していた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)