デリコ新曲、草なぎ剛主演『任侠ヘルパー』主題歌&英語タイトルに!
二人組音楽ユニットLOVE PSYCHEDELICOの新曲「Beautiful World」が、SMAP草なぎ剛主演の映画『任侠ヘルパー』の主題歌になることが明らかになった。同ユニットは、草なぎがチョナン・カンとして主演した2004年の映画『ホテル ビーナス』の主題歌を担当したほか、2010年にはSMAPのシングル「This is love」を楽曲提供しており、そうした一連のコラボが理由となって今回の起用となった。
切ないギターイントロから始まる同主題歌は、デリコらしい日本語と英語が絶妙に交じり合った歌詞が印象的なバラード。主演の草なぎも「不思議と彼らの音楽世界観と、任侠の世界観がマッチして、ストーリーはもちろん、作品自体が新しく生まれ変わり大変うれしく思います」と太鼓判の主題歌起用だ。
一方のデリコ・KUMIは、オファーを受けたときのことを振り返り、「震災以降わたしたち日本人みんなが経験してきた、生きていくことの美しさ、つながることの素晴らしさを音楽で表現できないかとトライしていたので、この映画の本質とも深くリンクしていて、すてきなコラボレーションになったと感じています」と仕上がりに手応えを感じている様子だ。
また、本作は海外でも話題になっている介護問題をテーマにしているということで、海外展開も現在調整中。その際の英語タイトルを主題歌と同じ『Beautiful World』にすることも併せて発表された。これは劇中で描かれる貧しく汚い「うみねこの家」が登場人物たちにとっては実は最も美しい場所だという本作のテーマと主題歌タイトルが合致したためで、西谷弘監督自身が発案した。
本作は、2009年に放映された同名連続ドラマ初の劇場版作品。草なぎ演じる極道者・翼彦一が新たな老人介護施設を舞台に奮闘する。(編集部・福田麗)
映画『任侠ヘルパー』は11月17日より全国公開
主題歌「Beautiful World」は11月14日発売