妊娠中ドリュー・バリモア、実録感動作で冷水ダイビング挑戦!母・女・女優として幸福の絶頂!
6月に結婚、現在第1子を妊娠中のドリュー・バリモアが主演最新作『だれもがクジラを愛してる。』で冷水ダイビングに挑戦している。
本作はアラスカの氷河の下に閉じ込められてしまった3頭のクジラの救出をめぐり、世界中から集まった人々が力を合わせるという実話に基づいたハートウオーミングなドラマ。ドリューが演じたのはクジラを救うために最初に立ち上がった女性、レイチェル。クジラたちの様子を確認するために氷の下に潜るダイビングシーンをスタントなしで演じ、女優魂を見せつけた。
「監督のケン・クワピスに「潜ってくれる?」と聞かれたとき、本当にワクワクしたわ。実はこの撮影のためにダイビングの免許を取ったのよ」と語るドリュー。極寒のアラスカ州でロケを敢行、ダイビングシーンの撮影も屋外で行われた。「冷水ダイビングについての貴重な教訓を得たわ。水温は10℃未満だから最初は頭にナイフが突き刺さるような感覚なの」と過酷な撮影を振り返り、「潜ったら頭を抱えて、水中で少し叫んじゃう。そうすると慣れてきて、平気になるのよ」とタフな顔をのぞかせた。
ウェットスーツも「毎日着たいくらい!」と言うほどのお気に入りで、水中では監督の「手を前に出して」「息を吐いて」など細かい指示に従い、スムーズに動いていたとか。彼女の運動神経と勘のよさは、クワピス監督も大絶賛。「ドリューは勇敢という言葉では表し切れないよ。頼みさえすれば、深海まで潜ってホントにクジラをスカウトしてきちゃうんじゃないかって思うくらいだ(笑)。彼女に怖いものなんてないんじゃないかな」とドリューに圧倒されている様子だ。
クジラとレイチェルの交流もこの作品の見どころの一つだが、撮影時、ほかの動物たちとも触れ合う機会もあったそう。「さっきアザラシと一緒に泳いだの。すごかったわ!“バラバラバラッ”って言いながら目の前を泳いでいったの!」今年年末には出産を控え、女性として母として美しく輝いているドリュー。酷寒の地アラスカで体当たり演技を披露した本作では、公私共に絶好調の彼女の輝きを目の当たりにできる。(長坂陽子)
映画『だれもがクジラを愛してる。』は、7月14日よりTOHOシネマズ シャンテほかで順次公開