今年上半期の全米ボックスオフィスは歴代最高!2009年を上回るハイペース
今年上半期の全米ボックスオフィスが歴代最高の合計興行収入を記録し、年間最高興行収入を記録した2009年の同時期を上回る勢いであることが明らかになった。(数字はすべてBox Office Mojo調べ・1ドル80円計算)
今年1月から6月までの上半期興行収入は54億670万ドル(約4,325億3,600万円)で、昨年比9.6パーセント増。これまでの最高記録だった2010年の同時期を比べても0.9パーセント増であり、上半期の歴代最高記録を樹立した。
上記のような好成績を引っ張ったのは、何といっても『アベンジャーズ』『ハンガー・ゲーム』の二作品だ。数々の興行記録を塗り替えた前者の全米成績はすでに6億ドル(約480億円)、後者も4億ドル(約320億円)を突破。今後は現在公開中の『アメイジング・スパイダーマン』に加え、『ダークナイト ライジング』『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』といった大ヒットが見込まれる作品の公開が控えているため、順調に行けば年間最高興収記録の更新は確実だ。
ちなみに全米での年間最高興収を記録したのは、映画『アバター』『トランスフォーマー/リベンジ』『ハリー・ポッターと謎のプリンス』などが公開された2009年で、年間105億9,550万ドル(約8,476億4,000万円)となっている。(編集部・福田麗)