離婚騒動で困難に直面しているトム・クルーズを、パラマウント映画は「彼は超一流の映画スターだ」とサポートする発言
ケイティ・ホームズとの離婚騒動やスーリちゃんの親権問題で、困難に直面しているトム・クルーズを、彼の最新作『ジャック・リーチャー(原題) / Jack Reacher』の製作スタジオであるパラマウント映画はサポートする姿勢を示している。
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The Hollywood Reporterによれば、今年12月21日から全米公開される、ホリデーシーズンの大作『ジャック・リーチャー(原題)』のマーケティング戦略は、主演のクルーズを中心に据えたもので、その方針に変更はまったくないことをパラマウントは表明しているとのことだ。
さらにパラマウントは、「トムは、疑う余地なく、超一流の映画スターだ。非常に才能があり何百万人ものファンを楽しませてくれる。素晴らしい映画を作り上げる彼の才能こそ、その他のどんな要素よりも、映画ファンが彼に対して抱いているイメージだ」とコメント、プライベートな問題に左右されることなく、クルーズのスターとしての地位は不動であると太鼓判を押している。
『ジャック・リーチャー(原題)』は、リー・チャイルド原作の小説「ワン・ショット(原題) / One Shot」の映画化で、元軍事捜査官のジャック・リーチャーが、軍で訓練されたスナイパーが無差別に5人を殺人した事件を追うストーリー。クルーズが演じるのは主演のリーチャーだ。
クルーズは、昨年のパラマウント映画のホリデームービー『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が大ヒットとなり、スタジオは社にとって彼の存在が不可欠であることを再認識したのだろう。予期せぬ苦境にひんしているクルーズだが、ぜひ映画製作者たちの、そしてファンたちのために、スクリーンでの輝きを失わないでほしい。(鯨岡孝子)