アイドル希望の舘ひろし、関ジャニからスリッパで叩かれポツリ「アイドルの道は厳しい」
俳優の舘ひろしが8日、文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイトレンジャー』の完成報告会見に、主演の関ジャニ∞(横山裕・渋谷すばる・村上信五・丸山隆平・安田章大・錦戸亮・大倉忠義)、堤幸彦監督と出席した。これまでダンディな魅力で女性ファンをハートをわしづかみしてきた舘だったが、関ジャニ∞との共演を振り返って「これを期にアイドルを目指します!」とまさかのアイドル宣言で関ジャニ∞を恐縮させた。
劇中で舘は関ジャニ∞ふんする7人のヒーローたちを導く伝説のヒーロー“キャプテン・シルバー”を演じ、「最初うちの会社的には『もちろんやりませんよね』と言われたんですけど、わたくしはアイドルを目指すという気持ちになっておりまして」とオファーを受けたいきさつを告白。
さらに、「『エイトレンジャー』と言われても7人しかいないので、8番目が俺か、そうすると石原プロに辞表を出さないといけないのかなとか色々考えました」と意気揚々で、劇中ではコテコテのヒーロースーツもノリノリで着用し「恐ろしいことにやっているうちに慣れてしまい、これで街にも出られるぞというくらいスーツを愛するようになってしまいました」と楽しそうに撮影を振り返った。
そんな舘との印象を、渋谷が「まさかこのスーツを着ていただけるとは」と明かせば、錦戸も「休憩時間もずっとあの格好でコーヒー飲んでた」と驚きの告白を連続。舘をスリッパで叩くシーンのある村上が「もし関ジャニ∞の中に入られたら、舘さんといえどこういう扱いになるんだぞと」とアイドル志望の舘に突っ込むと、舘は「アイドルへの道は厳しい」とタジタジになっていた。
本作は2012年にデビュー8周年を迎える人気グループ「関ジャニ∞」が、各地のコンサートでご当地ネタを盛り込みながら上演してきた戦隊パロディーを映画化。荒廃した近未来都市を舞台に、テロリストに支配された町の平和と未来を取り戻すべく立ち上がった7人のヒーローの奮闘を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『エイトレンジャー』は7月28日より全国公開