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前田敦子、最後の生誕祭に「一生の宝物です」ファンとメンバーに笑顔で感謝伝える

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ファンとメンバーに感謝を伝えた前田敦子
ファンとメンバーに感謝を伝えた前田敦子 - (C)AKS

 10日、人気アイドルグループAKB48の前田敦子にとって最後の生誕祭となる公演が、秋葉原のAKB48劇場で行われた。体調不良により一部のみの出演が報じられていた前田は、それでも笑顔で「こうやって誕生日当日に、AKBとして最後の生誕祭をやってもらえたのは、一生の宝物です」と思いを語った。

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 8月27日の劇場公演をもって卒業が決まっている前田にとって、21回目の誕生日となったこの日は最後の生誕祭。高橋みなみ板野友美からのサプライズの手紙を読み上げた後、篠田麻里子らメンバーが見守る中、前田はしっかりと前を見つめ「わたしは夢をたくさん持っています。少しずつかなえていって、皆さんに恩返ししたいと思います」と温かい声援を送ったファン、そして祝福してくれたメンバーへの感謝を伝えた。

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 またこの日は、8月24日から26日に開催される東京ドームコンサートのタイトルが「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」となったことも発表。タイトルに刻まれた1830mは、彼女たちにとって「夢の場所」であった東京ドームと、秋葉原の劇場を隔てていた距離。

 タイトルに込められた意味や思いを誰よりも知るメンバーの一人として、キャプテンの高橋は、「この劇場から東京ドームまで、1830m歩かせていただきました。本当に近かったです。でも……遠かった。7年かかった1つのゴールライン、そしてスタートラインです」と語り、メンバーともども、東京ドーム公演に向け、気合を新たにしていた。(編集部・入倉功一)

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