マイケル・ジャクソンさんの遺言状は偽物だった? 親族が主張
2009年6月に亡くなったマイケル・ジャクソンさんの遺言状は偽物だと親族が主張し、物議を醸している。
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マイケルさんの遺言状は2010年に公開。財産分与として、3人の子どもたちに全財産の40パーセント、母親キャサリンに40パーセント、そして残りの20パーセントを慈善事業団体に寄付するとの詳細が明らかになっていた。
Celebbuzzによると、マイケルさんの兄弟姉妹であるリビー、ティト、ジャーメイン、ランディ、ジャネットは連名で法定文書を提出し、その中で現行の遺言状は、遺言執行者のジョン・ブランカとジョン・マクレインの両氏によって改ざんされたものであると主張。生前のマイケルさんが両氏を軽蔑していたことを理由に、二人の解任を遺産管理団体マイケル・ジャクソン・エステートに求めている。
だが、エステート側は、この親族からの要求を「インターネット上にありふれた陰謀説にすぎない」と却下。今回の件に対して、代理人は「とりわけ残念なのはマイケルさんの親族が今の時期にこういった主張をしてきたことです。今は多くの新プロジェクトによって、多くのファンがマイケルさんのアーティスト性に改めて注目している時期です。そのおかげで、エステートや彼の子どもの財政面も落ち着いてきているのです」とのコメントを発表している。
だが、マイケルさんの親族は今後、警察の介入を求める可能性も示唆しており、事態はまだ収束しそうにない。その死から3年以上が経過した現在もマイケルさんをめぐる話題が尽きないのは、良くも悪くもスーパースター故のことといえるかもしれない。(編集部・福田麗)