グラビアアイドル吉木りさ、哲学に触れ「日常生活のヒントをもらえました」
22日、哲学教養バラエティー「哲子の部屋」のスタジオ収録および取材会がNHK放送センターにて行われ、グラビアアイドルの吉木りさ、哲夫(笑い飯)、國分功一郎(高崎経済大学准教授)が出席した。
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映画やマンガ、身近な動物など、誰もが親しみやすい題材を哲学的な視点で読み解くという趣旨の本番組。この日の収録では映画『ファイト・クラブ』が教材として取り上げられ「贅沢は大切か? 悪か?」というテーマのもと「消費と浪費の違い」などが論じられた。
人気グラビアアイドルの吉木は「両親に『哲子の部屋』に出るんだって言ったら(テレビ朝日系で長年放送されている「徹子の部屋」と間違われて)え~って驚かれたんですよ」とおどけて見せたものの、國分氏の話に興味津々。「たまにフレンチレストランで豪華な食事をしたり、漫画が大好きなので、漫画喫茶にいて24時間漫画を読むことが贅沢」と言う吉木だったが「その欲求は消費であり、そこから抜け出すのは浪費をすることだ」と哲学的視点から國分氏に解説されれると「世の中には、解決できていない事柄がたくさんありますが、哲学を学ぶことによって(それを解決するための)ヒントをもらえるんですね。今度は手塚治虫さんの作品をテーマに哲学を語りたいですね」と目を輝かせた。
一方、関西学院大学で哲学を専攻した哲夫も「名前に『哲』の字がついているから哲学科に行ったんですけどね」と冗談を言いつつも「やっぱり色々な場面で、生きるうえでのヒントを与えてくれるのが哲学なので、自分もそういう人間になりたいと思っていました。今後は、ちょくちょくそういう部分を出していきたいですね」と真剣な眼差しで語っていた。
哲学教養バラエティー「哲子の部屋」は8月28日、午後11時~11時29分にEテレにて放送