現役早大生のAKB仲俣汐里「AKBでもわかる経済の教科書」で金銭感覚ナシメンバーを更正宣言！

　人気アイドルグループAKB48メンバーで現役早大生の仲俣汐里が20日、秋葉原のAKBカフェで著書「AKB48でもわかる 経済の教科書」の出版ヒット記念イベントを行った。AKBでもっとも経済感覚のないメンバーを聞かれた仲俣は、チーム4市川美織の名を挙げ「かわいいって思ったものをすぐ買ったり、食べたい物を頼んで食べ切れなくなったり」と事例を報告。本書でその金銭感覚を「変えてみせます」と意気込んだ。

「AKB48でもわかる 経済の教科書」出版ヒット記念イベントギャラリー

　同書は、早稲田大学の政治経済学部経済学科2年生で、AKB48でも活躍する「なかまったー」こと仲俣が、経済学者の菅下清廣氏と共著した経済入門書。総合プロデューサーの秋元康から、Google+を通じて出版の提案があったそうで「これはチャンスが来たと思って、急いで準備して出版させていただきました」と感無量の面持ち。AKB48「でも」というタイトルは「（秋元から）『AKB48でもわかる経済の教科書を書いてみないか』と声を掛けていただいたことから、そのまま採用しました」と話した。

　また、他に教科書を出せそうなメンバーを聞かれると「渡辺美優紀ちゃんはファンから釣り師と呼ばれているので、ファンを釣る教科書とか出せそう」とニッコリ。同書をぜひ読ませたいメンバーには「菊地あやかちゃん。おバカキャラで売っているけど、これなら読めると思うので、読んでもらいたいです」と語った。

　今月25日に20歳の誕生日を迎えるにあたり「将来的には歌手でソロデビューして海外進出したいので、英語力をつけたい」と抱負を語る仲俣。早稲田におけるキャンパスライフには「仕事をしているのでみんなで集まったりする時間はないけど、お昼休みに恋バナを聞いてみんないいなって思ったりしています」と恋愛への憧れも（!?）少しにじませていた。（取材・文：中村好伸）

「AKB48でもわかる 経済の教科書」は発売中（発行：青志社、税込み：1,260円）