指原莉乃、涙にじませAKB劇場ラスト公演「今とても前向きで元気」
先月16日未明にAKB48からHKT48への電撃移籍が発表されたHKT48の指原莉乃が、23日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた特別公演「指原莉乃 壮行会」に出演し、思い出の劇場に別れを告げた。公演中指原は「悲しい気持ちもありますが、今とても前向きで元気です。こうやって、皆さんが笑顔で送り出してくれて、迎え入れてくれるということに、すごく感謝しています」とコメントした。
先月「AKB48のオールナイトニッポン」内で秋元康プロデューサーから移籍を告げられ、今月5日にはチームHメンバーとして、博多のHKT48劇場デビューを果たした指原。あまりに突然の移籍であった為、AKB48チームAメンバーとして最後の公演も行えないままだった状況を経て、この日の壮行会を迎えた。
公演は「指原莉乃 壮行会」と銘打たれ、チームA公演「目撃者」のセットリストに加え、指原が初めてセンターに抜てきされたユニット曲「愛しきナターシャ」やソロナンバー「それでも好きだよ」を披露。新たな仲間HKT48メンバーも登場し公演を盛り上げた。北原里英からの手紙を大家志津香が読み上げるサプライズ演出で涙をにじませた指原は、「しーちゃん(大家)と同じ舞台に立てないと思うと、とても悲しいですが、でもとにかく今は元気で前向きです」とコメント。
公演の最後には、高橋みなみの合図をきっかけに、ファンと舞台上のチームA及びHKT48メンバー全員が「がんばれー!」と応援する感動的な場面も。思い出の劇場での公演を無事に終え、名実共にHKT48メンバーとなった指原。「これからも全力で頑張りますので、これからも是非宜しくお願いします!」と意気込みを語っており、新天地での活躍にも期待がかかる。(編集部・入倉功一)