真田広之、恋人アンソニー・ホプキンスに捨てられ涙!『最終目的地』衝撃の予告編公開!
真田広之がアンソニー・ホプキンスの恋人役を務めた映画『最終目的地』の予告編が公開された。予告編には、アンソニー演じるアダムから別れを告げられ涙を浮かべる真田演じるピートの姿も収められている。
『最終目的地』は、米作家ピーター・キャメロンの同名小説を、映画『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』で3度のアカデミー賞監督賞ノミネート経験を持つ現在84歳の現役監督ジェームズ・アイヴォリー監督が映画化した作品。1冊の本を残し自殺したラテンアメリカ人作家ユルス・グントの伝記執筆の許可を得るためにユルスの屋敷を訪れたイラン生まれの大学教員オマー・ラザキにより、人生のあり方、人生の最終目的地を見つめ直していくユルスの屋敷に暮らす人々の姿を描く。
映画『ミスティック・リバー』のローラ・リニーがユルスの妻キャロラインを、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘シャルロット・ゲンズブールがユルスの愛人アーデンを演じた本作で、真田はユルスの兄アダム役を務めたアンソニーの恋人ピートを演じた。
今回公開された予告編では、映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』でウルグアイ人として初めてアカデミー賞歌曲賞を受賞したホルへ・ドレクスレルの調べに乗せ、南米ウルグアイの人里離れた邸宅を舞台とした美しい映像が描き出されていく。中には、ピートが、オマーの訪問による心境の変化から「お前は自分の人生を送るべきだ」と言うアダムに、目に涙をためながら「ほかの人生は望まない」と哀願(あいがん)するシーンも含まれており、真田とアンソニーが演じた愛の一編を垣間見ることができる。
ピートが、それぞれの登場人物を繋ぐ重要な役割も果たしているという本作は、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて、10月上旬より全国順次公開予定。(編集部・島村幸恵)