アカデミー賞俳優のウィリアム・ハート、アカデミー賞脚本家アキヴァ・ゴールズマンの監督デビュー作に出演
映画『蜘蛛女のキス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した演技派俳優ウィリアム・ハートが、映画『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞脚色賞を受賞した、映画『ダ・ヴィンチ・コード』のアキヴァ・ゴールズマンの監督デビュー作に出演するとDeadline.comが伝えた。
オリジナル版で高倉健が演じた主人公をウィリアム・ハートが演じています 映画『イエロー・ハンカチーフ』フォトギャラリー
この作品はマーク・ヘルプリン原作の1983年の小説を映画化する『ウインター・テール(原題) / Winter Tale』で、ピーター・レイクという泥棒がニュー・ヨークのアッパー・ウェスト・サイドにある高級マンションに忍び込み、そこで出会った不治の病のその家の娘と恋に落ちてしまうというもの。その恋が生まれ変わりやタイム・トラベル、空を飛ぶ白馬を含む壮大な世界に広がっていくというロマンス・ファンタジーだそうだ。
キャストには、主人公のピーター・レイクには、8月10日より日本公開される映画『トータル・リコール』のコリン・ファレル、判事にウィル・スミス、ピーター・レイクのボスでギャングにラッセル・クロウ、不治の病の娘にはイギリスのテレビドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」で人気を得たジェシカ・ブラウン・フィンドレイが決定している。ウィリアム・ハートは不治の病の娘の父親を演じるという。
芸達者がそろってきた本作、アキヴァ・ゴールズマン監督の手腕に期待がかかる作品になりそうだ。(後藤ゆかり)