伊勢谷×松坂×玉山!日航機墜落事故からの27年を描くドラマで共演決定
伊勢谷友介、松坂桃李、玉山鉄二の共演で、日本航空123便墜落事故で親を失った息子たちを中心に、絶望から立ち直る三つの家族の27年を描くドラマWスペシャル「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」が制作されたことが明らかになった。ドラマは、10月7日、14日の2週連続で、WOWOWプライムにて放送される。
1985年8月12日、羽田発伊丹行き日本航空123便が、群馬県御巣鷹尾根に墜落し、乗客乗員520人の犠牲者を出した日本航空123便墜落事故。本作で描かれるのは、その事故で親を失った三人の息子たちの物語。
伊勢谷は共に歯科医院を営んでいた父を失い父の遺体を家に連れて帰りたい一心で検視に協力する峰岸薫役を、松坂は母と妹を失い孤独のあまり酒をあおり体を壊した父と最期の日々を共にする小倉光太郎役を、玉山は事故の知らせに気を失った母に代わり事故現場に向かった過去を持つ上杉弘樹役を務める。
「なぜ君は絶望と闘えたのか-本村洋の3300日-」などで知られる門田隆将のノンフィクション「尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故」を原作とする本作。テレビドラマ「最後から二番目の恋」、NHK連続テレビ小説「おひさま」、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』など心温まる物語に定評のある岡田惠和が脚本を務め、同じく日本航空123便墜落事故を題材にした小説「沈まぬ太陽」を3時間22分の大作映画に仕立てた若松節朗監督がメガホンを取る。
出演は、伊勢谷、松坂、玉山のほか、萩原聖人、貫地谷しほり、広末涼子、緒形直人、石田ゆり子。実際に日本航空123便墜落事故から27年となる今年放送される本作に描かれるのは、父親を失うという絶望と闘い続けた少年たちが、27年の時を経て自分が父親になったときに気付く「生きてきた証」と「父と子の絆」。豪華キャストとスタッフで描く骨太の一作に、注目したい。(編集部・島村幸恵)
ドラマWスペシャル「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」前編は10月7日(日)夜10時より、後編は10月14日(日)夜10時よりWOWOWプライムにて放送