ケヴィン・コスナー、クリス・パイン主演「ジャック・ライアン」シリーズとリュック・ベッソン新作に出演か?
ケヴィン・コスナーがクリス・パイン主演のトム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズと、リュック・ベッソン監督の新作に出演交渉していることがDeadline.comの報道で明らかになった。
今回の「ジャック・ライアン」リブート作は、元海兵隊員のジャック・ライアンが現在はモスクワで財務アナリストとして成功をしているという設定。そして彼の勤めている企業がアメリカの経済に大打撃を与えるテロリスト攻撃を仕掛けようとしているのを知り、アメリカと自分の妻を守るため、限られた時間内で攻撃を防ごうとするというストーリーとのこと。監督のケネス・ブラナーが、表向きはロシア政府と協力をしているように見せかけて、裏ではアメリカドルの価値をゼロにする計画を立てているロシアのテロリストになるという。
ケヴィン・コスナーが出演を承諾すれば、映画『パトリオット・ゲーム』でジェームズ・アール・ジョーンズが演じたCIAの大物ジェームズ・グリア提督に近い新しいキャラクターで、ジャック・ライアンをCIAにリクルートするメンター役を演じることになるという。
一方、リュック・ベッソン監督の新作は『スリー・デーズ・トゥ・キル(原題) / Three Days To Kill』といい、映画『パリより愛をこめて』の脚本家アディ・ハサックとベッソンが脚本を共著しているとのこと。ストーリーは余命がいくばくもない政府に雇われている暗殺者イーサン・レナーが最後のミッションをする傍ら、娘との関係を修復しようとするというものだという。
しばらく続いていた低迷期から抜け出し、近作のテレビドラマ「ハットフィールズ・アンド・マッコイズ(原題) / Hatfields & McCoys」が好評で、スーパーマンのリブート作『マン・オブ・スティール(原題) / Man of Steel』にも出演するケヴィン・コスナー、ぜひビッグスクリーンで再び輝きを取り戻してほしいものだ。(後藤ゆかり)