『ホビット』日本版ポスター公開!ガンダルフがホビット村に足を踏み入れたことで冒険は始まる!
ピーター・ジャクソン監督がJ・R・R・トールキンの大人気ファンタジー小説「ホビットの冒険」を完全映画化した、『ホビット』シリーズ第1部『ホビット 思いがけない冒険』の日本版ポスターが公開された。イアン・マッケランふんする魔法使いのガンダルフが緑豊かなホビット族の村に足を踏み入れる姿が描かれたポスターは、新たな冒険の始まりを予感させるものになっている。
『ホビット』シリーズは、J・R・R・トールキンの「指輪物語」を原作にした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の前日譚(たん)にあたる作品。再びメガホンを取ったピーター・ジャクソン監督の下、今年7月上旬に226日にわたる撮影が終了したばかりだ。
当初は2部構想だったものの、撮影終了後に1作目のアーリーカットと2作目のラフカットを観たジャクソン監督は、「ストーリーのまとまり具合に非常に満足しているが、ストーリーをもう少し語った方がいいのではないか」と考え、全3部作とすることを発表。キャストの力量とクリエイティブ面に自信があるからこその決断だった。
『ホビット』3部作の主人公は、『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公フロド・バギンズの養父である、若かりしころのビルボ・バギンズ。本作では、ガンダルフに突然声を掛けられたことで、13人のドワーフから成る一団に加わり、失われたエレボールのドワーフ王国を再建するべく旅に出ることになったビルボの冒険が描かれる。ビルボにふんするのはイギリスの名優マーティン・フリーマンだ。
ガンダルフを演じるイアンのほか、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に出演したケイト・ブランシェット(ガラドリエル)、オーランド・ブルーム(レゴラス)、イアン・ホルム(年取ったビルボ・バギンズ)、クリストファー・リー(サルマン)、ヒューゴ・ウィーヴィング(エルロンド)、イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)、アンディ・サーキス(ゴラム)が再び登場する点も見逃せない。壮大なファンタジーの幕開けまで今しばらく待ちたい。(編集部・市川遥)
第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日公開
第2部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2013年12月13日公開
第3部は2014年夏公開予定