マロニーちゃん、格闘家に転職!? 斬新コラボでまさかのユルキャラ登場!
中村玉緒が「マロニーちゃん」と歌うCMでおなじみのはるさめ「マロニー」のイメージキャラクター「マロニーちゃん」が、格闘家風のキャラクターに変身した。パンチを繰り出す、まさかの「エージェント・マロニーちゃん」となって戦闘モードを披露している。
実はこの驚くべき変身の背景には、スティーヴン・ソダーバーグ監督によるスパイ・アクション映画『エージェント・マロリー』の存在がある。組織に裏切られ、追われる身になった女スパイの活躍を描いた本作の主演は、アメリカ女子総合格闘技界の星ジーナ・カラーノ。彼女が演じる主人公の名前がマロリー・ケインであることから、語感が似ている「マロリー」と「マロニー」を掛けた奇跡の強力タッグが実現したというわけだ。
そもそも「マロニー」という商品の名前の由来には「まろやかに煮えるから」「創業者の吉村義宗が、かつて戦後のシベリアでの抑留生活時代に、一緒の工場で働いていたロシア娘、愛称マロンのイメージを重ね合わせた」など諸説あるといわれている。さすが大阪に本社があるマロニー株式会社だけあって、シャレを利かせた粋なコラボとなったわけだが、今回のタイアップが決まった経緯について同社は「この映画の主人公の女性格闘家の美貌と強さを兼ね備え、勇ましく戦っていく姿と、マロニーの健康的で体によい、という商品のイメージが合致しました」と語る。
さらにパッケージもマイケル・ファスベンダー、ユアン・マクレガー、マイケル・ダグラスら映画に登場する豪華キャスト陣をちりばめた大胆なデザインに変更。さらに、かわいらしくほほ笑む「マロニーちゃん」が格闘家風に変身したことを受けて、キャッチコピーも「なべもの・煮物に これであなたもアクションスターに」「味付きが良い、使いやすい、強くなる」と力強いものになっている。
本作が公開される秋は涼しくなり、お鍋がおいしくなり始める季節。今年の秋は、映画と鍋を楽しんでみてはいかがだろうか。(取材・文:壬生智裕)
映画『エージェント・マロリー』は9月28日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開