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朝ドラヒロイン・能年玲奈、初めての岩手に感動しっぱなし!

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岩手県庁前で、能年玲奈と岩手県のマスコットキャラクター「そばっち」
岩手県庁前で、能年玲奈と岩手県のマスコットキャラクター「そばっち」

 10日、来年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロイン・アキを演じる能年玲奈が、ロケ地・岩手県の県知事に表敬訪問を行った。能年が岩手県を訪れるのは今回が初めてということもあり、「すごく空が広くてどこまでも続いていて、やっぱり一番広い県なんだなあ、と思ってすごくびっくりしました」と印象を語っていた。

 能年は、前日から岩手県入りして、すでに観光地を回ったそう。「盛岡城で、(同県出身の)石川啄木さんが昼寝をしたという木のところに行ったのですが、 そこに刻まれている『……空に吸はれし十五の心』という歌を見て、わたしが岩手の空が広いなあと思った気持ちと近いような気がしてすごく感動しました」とゆかりの歌人に思いをはせたことを明かした。

 また、同県の名前の由来になっている、鬼が岩に手形を残したという伝説のある三石神社も訪れたとのこと。「最初、地図で岩手の形を見たときに、土地の形が岩っぽいから『岩手県』なのかな、と思ったんですけど、ちゃんと由来の石を見られてすごく感激でした」と新たな発見に満ちた初訪問となったようだ。

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 「緑がたくさんなところがとても近い気がして、いいなあって思っていました」と自身の地元と岩手県に近しいものを感じたという能年。初主演を飾る本作については「明るいコメディーの作品なので、元気いっぱい演じられるように頑張りたいと思います」と意気込んでいた。

 宮藤官九郎が脚本を務める本作は、引きこもりがちな高校2年生の少女・アキが、初めて訪れた岩手の地で海女さんになることを目指して頑張るさまを描いた作品。訓覇圭チーフ・プロデューサーによると、本作では北三陸を舞台に、通常のテレビ小説よりも長期間腰を据えて、北三陸の良さ、岩手の良さをふんだんに取り入れていくつもりだという。(編集部・福田麗)

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」は2013年4月1日~9月28日にNHK総合ほかにて放送予定(全156回)

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