加瀬亮『アウトレイジ』続編を語る!インテリやくざから子犬のようなキャラに変身!?
北野武監督最新作で大ヒットバイオレンス・エンターテインメント作の続編『アウトレイジ ビヨンド』の特別インタビュー動画が公開され、前作でインテリやくざを熱演した加瀬亮が今作では「子犬のようにほえまくっている」という自身のキャラクター像などを明かした。
加瀬亮が語る!映画『アウトレイジ ビヨンド』特別インタビュー動画
加瀬が演じるのは、関東最大の暴力団組織「山王会」で会長(三浦友和)の右腕となる若頭にまで出世した石原。北野監督がビートたけし名義で演じる大友を裏切り、巨大勢力へと寝返ったクセ者だ。
「前回はインテリやくざだったが、今回は打って変わって子犬のようにほえまくっている」と自身の役柄を分析した加瀬。元大友組の金庫番で冷静な物腰が印象的だった前作から、キャンキャンと怒号を飛ばしまくるキャラクターに大変身したことを明かす。
しかし、新たにキャスティングされた西田敏行や中尾彬、神山繁、塩見三省、光石研ら豪華ベテラン陣が集結した今作の撮影現場では、役柄に反して「カメラが回っていないときは全く逆の立場ですからね」とほほ笑む加瀬。「これだけのメンバーが悪事をするということでかなり面白いと思います」などと終始にこやかに語る姿から、作品への手応えや充実感があふれ出している。
色眼鏡が特徴の加瀬演じる石原ファンをはじめ、10月の公開が待ちきれない『アウトレイジ』シリーズファンも必見の映像だ。本作は、前作から5年後を舞台に、山王会と関西最大勢力「花菱会」の抗争と警察の思惑に、死んだはずの大友が巻き込まれるさまを描いた物語。怒号飛び交う迫力のシーンの連続で、観る者を圧倒する。(編集部・小松芙未)
映画『アウトレイジ ビヨンド』は10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国公開