堀北真希「梅ちゃん先生」クランクアップ!結婚・母親演じ貴重な経験!
現在NHKで放送中の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が24日、クランクアップを迎え、ヒロイン・梅子役の堀北真希、梅子の夫・信郎を演じた松坂桃李が会見を行った。本作で印象に残っている思い出について堀北は「結婚したり、母親になったり、まだ自分自身経験していないことを(役柄で)演じたことですね」と笑顔で語った。
NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」クランクアップフォトギャラリー
昨年の11月10日にクランクインしてから約10か月、ようやくこの日すべての撮影を終了した二人。女性医師として地域医療に生きていくヒロインを熱演した堀北は「今までにない緊張やプレッシャーを感じながら取り組んだ作品。先がわからないまま、目の前のことに必死に取り組むという感じで走ってきた10か月でした。不安は常にあったけど、今こうして無事に撮影が終わって、本当に貴重な経験をさせていただいたと思っています」と充実感をにじませた。
一方、松坂は「(「梅ちゃん先生」は自分にとって)宝ですね。もうひとつの人生を歩んだよう。撮影というより、安岡信郎としてさまざまな人と触れ合って、そこの日々を過ごしたという思いが強い。この作品を通して、僕自身の成長につながったと思うし、次の現場に対しての自信にもなると思う。感謝してもしきれないぐらい僕にとって大きな作品です」とかみしめるように語った。
その後、お互いの印象を聞かれた際、松坂は「堀北さんはすごくピュア。現場で梅ちゃんTシャツを作ったのですが、リハーサルのとき、堀北さんひとりだけ着てきたんです。『だって、みんな着るって約束したじゃない』って言ってて。なんて、純粋でピュアな人なんだと思いました」と当時のほほえましいエピソードを披露して堀北をテレさせていた。
「梅ちゃん先生」は終戦直後の昭和20年、東京・蒲田(現・東京都大田区)を舞台に、焼け野原からの復興と昭和の奇跡と呼ばれる経済成長を支える人々の命を守るため、医師として奮闘するヒロインを描くヒューマンドラマ。(古河優)
連続テレビ小説「梅ちゃん先生」はNHK総合ほかで放送中