来年のアカデミー賞授賞式はミュージカル風に?『シカゴ』『ヘアスプレー』製作陣がプロデュース!
映画芸術科学アカデミーは現地時間23日、来年2月に開催される第85回アカデミー賞授賞式のプロデューサーにクレイグ・ゼイダンとニール・メロンを起用することを発表した。二人が製作総指揮を務めたミュージカル映画『シカゴ』は、ちょうど10年前の第75回アカデミー賞を、作品賞を含む6部門で受賞している。
レイグ・ゼイダンとニール・メロンは、『シカゴ』『ヘアスプレー』といった映画作品のほか、「私はラブ・リーガル」といったテレビドラマ、そしてブロードウェイで活躍するプロデューサー。今回の抜てきにあたっては、「これまでの映画・テレビ・舞台での経験を生かし、新鮮で素晴らしい授賞式にしたいと思っています」と抱負を明かしている。
受賞結果に一喜一憂することはもちろん、アカデミー賞授賞式は一大ショーとしての側面もあり、毎年さまざまな趣向が凝らされているのが特徴。『アーティスト』『ヒューゴの不思議な発明』が競い合った前回の授賞式では両作のテーマである「映画愛」をモチーフにしたパフォーマンスが行われたことは記憶に新しい。
これまで多くのミュージカルを手掛けているクレイグとニールだけに、授賞式のパフォーマンスがミュージカル仕立てになる可能性は高そう。彼らがどんな演出を凝らすのか、そして司会は誰が務めるのか。来年2月の開催に向け、早くもアカデミー賞が盛り上がってきた。(編集部・福田麗)