『ローマの休日』が中国でリメイク! 来年撮影開始
オードリー・ヘプバーンさん主演の映画『ローマの休日』が中国でリメイク映画化されることが明らかになった。佳礼新聞などの現地メディアが伝えている。
報道によると、名前は明かされていないものの、中国・北京の映画会社がリメイク権獲得に向け、動き出したとのこと。オードリーさんが演じたヒロイン役には、香港のファッションモデルで、女優としても活躍するアンジェラベイビーを想定しており、ほかにジャッキー・チュンなどの出演が予定されている。
監督を務めるのは、映画『メイド・イン・ホンコン』などで知られるフルーツ・チャン。まだ脚本は執筆中であるものの、撮影は来年にローマで行われるという。
来年は『ローマの休日』製作60周年の記念すべき年。オードリーさんのハリウッドデビュー作となった同作は、第26回アカデミー賞に10部門でノミネートされ、主演女優賞を含む3部門で受賞。監督はウィリアム・ワイラーが務め、グレゴリー・ペック、エディ・アルバートなどが出演している。
1987年にはテレビ映画『新・ローマの休日』としてリメイクされているほか、今年日本で舞台化作品が再演されたことは記憶に新しい。今なお映画ファンから愛されている作品が、中国でどのように生まれ変わるのか、楽しみだ。(編集部・福田麗)