90歳内海桂子師匠も感激!コメディの祭典!したまちコメディ映画祭in台東開幕!
15日、「第5回したまちコメディ映画祭in台東」のレッドカーペット&オープニングセレモニーが東京・浅草で行われ、総合プロデューサーのいとうせいこうはじめ、小松政夫、黒田福美、青柳翔(劇団EXILE)、秋山真太郎(劇団EXILE)、LiLiCo、小沢啓一郎(スピードワゴン) 、インドの国民的女優シェリヤ・サランら豪華なメンバーが集結した。
「第5回したまちコメディ映画祭in台東」のレッドカーペット&オープニングセレモニー写真ギャラリー
今年で5回目を迎える「したまちコメディ映画祭in台東」。映画祭応援人として昨年に続いてレッドカーペットに登場した内海桂子師匠は「あたし今年で90なのよ。90になってこんなとこ出られるなんてすごいでしょ」と元気いっぱいのコメント。豪華キャスト陣の行進を一目見ようと浅草公会堂前に集まった観客の前で堂々闊歩を披露して大歓声を受けた。
他にもLiLiCOがレディー・ガガのコスチュームで現れたり、今映画祭でコメディ栄誉賞を受賞したドリフターズに対して、「リスペクトライブ」に登場予定のポカスカジャンが「ドリフに憧れてコミックバンドをはじめました。ドリフの受賞はうれしいです」と喜びのコメントを寄せ、「ガリガリ君の歌」を披露するなど、コメディ映画祭らしい、ユニークな行進が多数見られた。恒例の浅草らしい人力車でのキャスト登場も引き続き行われた。
オープニングセレモニーでは台東区長や区議会議員のスピーチの後、インドの国民的女優シェリヤ・サランがキャスト陣を代表してあいさつを行い日本での印象について「とっても美しい国だと聞いてやってきた。実際来て、お寺などを訪ねてその美しさに感動しています」とコメント。海外勢の代表として、その美貌で会場を優雅に魅了した。
また、今日までの映画の歩みがスクリーンで映し出され、活弁士の山崎バニラが登場して、映画の歴史が活弁で紹介された。山崎は映画が発明された時代に作られた作品が、コメディが多かったことにかけて、「映画の始まりはコメディ映画。今回のようなコメディ映画祭って珍しいので、これからも続けてほしい」と同映画祭へのエールも忘れなかった。
オープニングセレモニーの後はさっそく映画『TOKYOてやんでぃ~The Story Teller’s Apprentice~』の上映と舞台あいさつも行われた。プロデューサーのいとうせいこうは賑やかな今年の映画祭について「年々派手になっていく。うれしいですね」と満足げに語り、舞台上でも精力的に発言して会場を盛り上げていた。
(取材・文 名鹿祥史)
「第5回したまちコメディ映画祭in台東」は9月17日まで開催