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『L.A.コンフィデンシャル』の作家ジェームズ・エルロイの小説「アンダーワールドUSA」が映画化へ

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自身の小説「アンダーワールドUSA」の映画化が決定し、共同でプロデューサーも務めることに - ジェームズ・エルロイ
自身の小説「アンダーワールドUSA」の映画化が決定し、共同でプロデューサーも務めることに - ジェームズ・エルロイ - JB Lacroix / WireImage / Getty Images

 映画『L.A.コンフィデンシャル』『ブラック・ダリア』の原作小説を著した作家ジェームズ・エルロイの小説「アンダーワールドUSA」の映画化権が、製作会社VS Entertainmentにより獲得されたとDeadline.comが伝えた。

ジェームズ・エルロイ原作 映画『L.A.コンフィデンシャル』写真ギャラリー

 原題が「ブラッズ・ア・ローヴァー / Blood's A Rover」の2009年出版の本作は、「アメリカン・タブロイド」「アメリカン・デス・トリップ」に続く、「アンダーワールドUSA」三部作の完結編で、1960年代後半から1970年代前半、混乱した政治ドラマが荒れ狂うアメリカを舞台に、ジョアン・ローゼン・クラインという女性が、失った恋人の復讐劇を仕掛けていくストーリー。

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 FBI長官フーヴァーの右腕的存在の捜査官ドワイト、中米への進出を狙うマフィアたちのために一役買う元刑事のウェイン、覗きが趣味の探偵ドンらの人生が、ジョアンを通じて絡まり合っていく。

 現在、アレックス・プロヤス監督の映画『ジ・アンプレザント・プロフェッション・オブ・ジョナサン・ホーグ(原題) / The Unpleasant Profession Of Jonathan Hoag』のプロデュースを手掛けているVS Entertainmentのヴィンセント・シーバーと、現在ポスプロ中のアトム・エゴヤン監督の映画『デヴィルズ・ノット(原題) / Devil’s Knot』のプロデューサー、クラーク・ピーターソン、そして、エルロイ自身がプロデューサーを務める予定だ。(鯨岡孝子)

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