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震災による公開延期を経て『のぼうの城』ついにお披露目!「水攻め」「火攻め」ステージにキャストも大汗で舞台あいさつ

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『のぼうの城』、ついにお披露目!
『のぼうの城』、ついにお披露目!

 20日、東日本大震災の影響による公開延期を乗り越えていよいよお披露目となった映画『のぼうの城』ジャパン・プレミアがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの野村萬斎榮倉奈々成宮寛貴山口智充上地雄輔山田孝之佐藤浩市犬童一心監督と樋口真嗣監督が勢ぞろいした。

映画『のぼうの城』ジャパン・プレミア・イベント写真ギャラリー

 野外で行われたイベントでは、戦国時代の合戦を壮大なスケールで描き前代未聞の「水攻め」なども再現した本作にちなみ、ステージでは滝や吹き上がる炎を演出。劇中さながらの火攻め、水攻めに合いながら豪華キャスト陣が勢ぞろいすると、公開を待ち続けたファンから大きな歓声が湧き上がった。

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 ステージでは数々の裏話が語られ、2003年に公開された映画『陰陽師II』以来の映画主演を務めた狂言師・野村は、主人公・のぼう様の役づくりの苦労を告白。“智も仁も勇もないが「人気」だけは誰にも負けないでくのぼう”という魅力的かつ難解な役だが、「みんなに『でくのぼう』と呼ばれているけどこの人自体がどういう思考回路かは本に書かれていなくて困りました」と振り返り、「他の方が個性豊かに際立っている中で、台風の目のようにすぽっと真ん中に空いているゆるいキャラクターを発見したんですね。それが撮影2日目くらいで、それからのびのびと演じさせていただきました」と明かした。

 また、劇中で山口とライバルを演じた佐藤からは「プライベートでぐっさん(山口)の家族の方とお会いしたとき、子どもたちのぐっさんを見る目がすごくいい目をしていて、父親として負けたなって思いました」と山口を恐縮させる場面も。上地は甲冑(かっちゅう)を最後まで一人で着られずに友人の山田に甘えてしまったそうで、「いつも手伝ってもらっていたら山田くんに『いい加減覚えろ』って怒られていました」とほほ笑ましいエピソードも披露した。

 『のぼうの城』は、智も仁も勇もないが「人気」だけは誰にも負けないでくのぼうこと“のぼう様”が、わずか500人の味方と共に、天下統一を目指して押し寄せた豊臣秀吉軍2万人を相手に戦う姿を描くスペクタクル・エンターテイメント大作。(取材・文:中村好伸)

映画『のぼうの城』は11月2日より全国公開

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