桐谷美玲、新作映画でアドリブ初挑戦!他では見せたことのない顔を見せた!?
桐谷美玲が、綾野剛の恋人役を務めた映画『新しい靴を買わなくちゃ』で、アドリブに初挑戦したことを明かし、「他では見せたことのない表情やしゃべり方をしていると思いますので、そういうところを見てほしいです」と語った。
映画『新しい靴を買わなくちゃ』桐谷美玲&綾野剛写真ギャラリー
『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督がプロデュースを手掛け、テレビドラマ「愛していると言ってくれ」「オレンジ デイズ」などで知られる脚本家・北川悦吏子が2度目のメガホンを取った本作。桐谷は「北川さんと岩井さんの作品は好きでずっと観ていたので、今回、すてきな作品に携われてうれしかったです」と出演の喜びを語る。
中山美穂演じるパリで日本人向けのフリーペーパーの編集をしているアオイと向井理演じる旅行でパリに来たカメラマンのセン、そして桐谷演じるセンの妹・スズメと綾野演じるパリに住む恋人のカンゴの、パリを舞台にしたラブストーリーを描く本作。桐谷は、向井と中山が演じたカップルの恋模様について、「すてきな大人の恋愛だなと思いました。どんどん惹(ひ)かれ合っていく二人がすごくきれいに描かれていて、アオイが甘える姿にキュンキュンしました」と心を打たれたことを明かす。
そんな桐谷の相手役を務めた綾野は、桐谷について、「何かを発信していくというより、何かを発生させている人だと思います。一つ一つの行動が気になってしまう人。目線が動くだけで、何を見ているか気になるし、物事に対して瞬間的な集中力が高い人だと思います」と絶賛。自身は、「役づくり」というよりも「その世界に存在する」ということを意識して現場に臨んだと明かす。「ちゃんとカンゴとして、映画の中に存在できたのかなとばかり考えてしまいます」と話す綾野だが、映画ではパリに暮らす若者を体現し、映画に現代性というスパイスを与え、その役割をまっとうしている。
ちょっと恋から遠ざかっていた大人の女性と青年、そして、まだまだ若い男女の恋愛は、パリを舞台にどのように交錯し、エンディングに向かっていくのか? 実際にパリでの生活を送っている中山だけでなく、その他のキャストたちの個性も投影されたキャラクター像にも注目しながら、パリでの恋物語に浸ってほしい。(編集部・島村幸恵)
映画『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日より全国公開