『ハムナプトラ』シリーズリブート版、『トータル・リコール』のレン・ワイズマンが監督へ
ブレンダン・フレイザー主演で大ヒットした『ハムナプトラ』シリーズを新たに仕切り直す、リブート版の監督が『トータル・リコール』のレン・ワイズマンに決定したようだ。Deadline.comが報じた。
同シリーズは、1932年のホラー映画『ミイラ再生』をベースに製作されたアドベンチャー。1999年にスティーヴン・ソマーズ監督による『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』が公開されると、その後2作の続編に加え、スピンオフである『スコーピオン・キング』まで製作される人気シリーズとなった。
シリーズ3作目『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』は2008年公開と、いささか早すぎる印象もあるリブート企画。しかしワイズマン監督によると、リブート版は前シリーズと全く違ったものになるといい「さらにダークなひねりが効いた、より恐ろしいバージョンになる」と同サイトに語ったという。
プロデューサーを務めるのは『トランスフォーマー』「FRINGE/フリンジ」を手掛けたアレックス・カーツマンとロベルト・オーチー。アレックスもワイズマン監督同様、本作はさらに恐ろしい内容になるといい、ホラーでもありアクションの側面を持った、よりリアリティーを追求した作品になると語ったとのこと。
ワイズマン監督は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の大ヒットSFのリメイク『トータル・リコール』が今年公開されたばかり。2007年にはブルース・ウィリス主演の大ヒットシリーズ新作として『ダイ・ハード4.0』を監督するなど、自身が原案を務めた『アンダーワールド』シリーズ以外では、ヒット作の続編やリメイクばかり手掛けている。(西村重人)