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引退宣言のピーター・オトゥール、俳優復帰へ!メル・ギブソン監督『パッション』前日譚に出演

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俳優復帰が予定されているピーター・オトゥール
俳優復帰が予定されているピーター・オトゥール - Steve Granitz / WireImage.com / MediaVast Japan

 今年7月に俳優引退を発表したピーター・オトゥールが、俳優復帰を予定していることが明らかになった。

映画『アラビアのロレンス』フォトギャラリー

 guardian.co.ukによると、復帰作はメル・ギブソンが製作・監督・脚本を務めた映画『パッション』の前日譚『メリー・マザー・オブ・クライスト(原題) / Mary Mother of Christ』で、演じるのは幼いイエス・キリストを祝福する老人シメオン。引退に際してピーターは「情熱はすでに消えてしまいました」との声明を発表していたが、そこからわずか3か月での撤回となった。

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 映画『アラビアのロレンス』の主人公で知られるピーターは、1960年の映画デビューから50年以上にわたって活動を続け、アカデミー賞主演男優賞には8度ノミネートされた。そのときは受賞には至らなかったものの、第75回アカデミー賞では、名誉賞という形で念願のオスカーを獲得した。

 イエス・キリストの最後の12時間、そして復活を描いた映画『パッション』の前日譚として製作が進められている本作は、青年期に至るまでのイエス・キリストの姿を描いた作品。メルと共に前作の脚本を手掛けたベネディクト・フィッツジェラルドが再び脚本家として関わっているほか、ジュリア・オーモンド、新鋭オデヤ・ラッシュなどの出演が決定している。(編集部・福田麗)

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