劇団東京セレソンデラックス、12年の歴史に幕!ラストは抱腹絶倒コメディー!
3日、劇団東京セレソンデラックスの最後の公演となる「笑う巨塔」の公開舞台稽古が都内劇場にて行われ、出演者の宅間孝行、芦名星、斎藤工、松本明子、デビット伊東、金田明夫が見どころを語った。
本作は、2003年に上演され好評を博した東京セレソンデラックスの代表作「HUNGRY」の再演。タイトルを「笑う巨塔」と改めた、病院の待合室を舞台に繰り広げられる、暗転なしのノンストップ・シチュエーション爆笑コメディーだ。
作・演出を手掛け、劇団の主宰でもある宅間が今回目指すのは「どう楽しんでもらえるかのエンターテインメント性」とのこと。「演劇というよりはエンターテインメント。やる気であふれたキャストが楽しんでいただけるものを届けます。飲食もOK! 写メもOK! 参加型のアミューズメントとして見に来てほしい!」とキャストたちのモチベーションの高さと、盛りだくさんの内容に自信をみせた。
ラストシーンで美しいウエディングドレス姿を披露する芦名は「日々楽しいです。エネルギーを発散している舞台なので、日頃もやっとしている方、元気のない方も見ていただければ、楽しい気持ちで帰っていただけます。ぜひ遊びに来てください!」とにっこり。オーディションを受けての初参加となった斎藤も「キャストたちのエネルギーが伝わる舞台、楽しい空間を体感しに来てください!」と熱烈にアピールした。
12年続いた東京セレソンデラックスはこれで解散。最後はコメディー作品で笑ってさようならとなる。宅間は女優・大河内奈々子との離婚にも触れ「何でも話しますよ……。子どもに会いたいですね」としみじみ語るも、「今年は、後厄なので、来年からまた新スタートを切ります」と明るく宣言していた。(福住佐知子)
舞台「笑う巨塔」は本日の東京・サンシャイン劇場公演を皮切りに、全国7都市にて上演