『俺たちに明日はない』現代版ドラマシリーズ企画が進行中
1930年代に実在した銀行強盗カップルで、その波乱の人生が映像化もされている、ボニーとクライドの物語を現代に置き換えたドラマシリーズが企画中だとDeadline.comが報じた。
ボニーとクライドは1930年代のアメリカに実在した犯罪者カップル。警察に射殺されるまで、各地で銀行強盗や殺人を繰り返した凶悪犯だったが、当時は二人を英雄視する者も多かった。その波乱の人生は、さまざまなジャンルで作品化され、現在に至るまで大衆文化に大きな影響を与えている。
映画化作品では特に1967年の『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』が世界的に知られており、主演のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが、機関銃で射殺される壮絶なラストシーンは今なお鮮烈な印象をはなっている。
企画は米20世紀フォックスにより進められているといい、ドラマ「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」の脚本などを務めたライアン・タブリンが脚本と製作総指揮を務めるという。ボニーとクライドの物語については、マイリー・サイラスが出演交渉中と報じられたミニシリーズ企画も進行している。(西村重人)