ユアン・マクレガーがすご腕の犯罪者に

　ユアン・マクレガーが、オーストラリアの犯罪スリラー映画『サン・オブ・ア・ガン（原題）/ Son Of A Gun』に出演することが決まったとDeadline.comなど複数のメディアが伝えた。

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　監督は、本作で長編デビューとなるオーストラリア出身のジュリアス・アヴリー。短編映画『ジェリカン（原題） / Jerrycan』で第61回カンヌ国際映画祭の短編部門の審査員賞に輝くなど新進気鋭の若手監督で、本作の脚本も監督自ら手掛けるとのこと。マクレガー演じるすご腕の犯罪者と彼の若い弟子との関係を描くようだ。撮影は、オーストラリア西部のパース、カルグーリーなどで行われる予定。

　マクレガーは、スペインのフアン・アントニオ・バヨナ監督、ナオミ・ワッツと共演の、津波に見舞われた犠牲者たちとその家族を描いた映画『インポッシブル』（日本では未公開）が、世界各地で順次公開中であるほか、米ワーナー・ブラザーズ製作、ブライアン・シンガー監督が人間と巨人の争いを描く大作『ジャック・ザ・ジャイアント・キラー（原題）/ Jack the Giant Killer』が、来年3月に全米公開される予定。

　また、テレビドラマ「ER」や映画『アイム・ノット・ゼア』『カンパニー・メン』などのプロデューサーとして知られるジョン・ウェルズの監督作で、メリル・ストリープやジュリア・ロバーツと共演、アルコール中毒の父親が行方不明となり問題解決に直面する一家を描く映画『オーガスト:オーセージ・カウンティ（原題） / August: Osage County』が、現在撮影中だ。（鯨岡孝子）