ジョン・レノン「イマジン」が葬式で使用禁止に 「天国は存在しない」という歌詞を問題視
ジョン・レノンさんの楽曲「イマジン」がイギリスの葬式での使用を禁止されていることが明らかになった。冒頭の「天国は存在しないと想像してごらん(Imagine there’s no Heaven)」という歌詞が、葬式には不適切だと判断されたという。
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イギリス最大手の葬儀社Co-operative Funeralcareの調査によると、この措置は一部の葬儀場の判断によるもので、葬儀を執り行う聖職者のことを気遣っての対応とのこと。
ほかにも、現在では葬儀の際に賛美歌ではなくポップミュージックを流すケースが全体の3分の2を占めるものの、約25パーセントのポップミュージックに関しては「イマジン」と同様の措置を取ることが多いという調査結果が出ている。
なお、葬儀に使用されるポップミュージックで長年にわたって人気を誇っているのは、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」。近年ではレディー・ガガの「バッド・ロマンス」を使用する例もあるという。(編集部・福田麗)