蒼井優は歌が苦手でがらっぱち?劇団☆新感線デビューで素顔が明かされる!
23日、劇団☆新感線2012年越冬興行 SHINKANSEN☆RX「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」の製作発表会見が都内ホテルで行われ、初参加となる蒼井優が、リズム感がなく歌が苦手と明かしつつ、待望の出演に笑顔を見せた。
SHINKANSEN☆RX「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」製作発表フォトギャラリー
本作は、劇団の代表作である「五右衛門ロック」シリーズの第3弾。劇団の看板役者である古田新太が大泥棒・石川五右衛門に扮(ふん)し、空海が開いた津雲寺にある黄金目玉像と黄金を巡って、探偵の明智心九郎(三浦春馬)、女盗賊・お銀(蒼井優)らと歌あり、殺陣あり、笑いありの大騒動を繰り広げる。
「飯会で何度か」蒼井との交流があるという古田は、「テレビや映画の雰囲気で癒やし系みたいに思われていますけど、本人はがらっぱちなので、今回の役は普段に近い蒼井さんをお届けできるんじゃないかと思います」と蒼井の意外な一面を吐露。本作でその片鱗がうかがえることを期待させた。
今回のキャスティングにあたって、演出のいのうえひでのりから「いつか出てもらいたいと思っていて、あまりにもアカデミックな方向へ行く前に、ぜひうちの下衆な芝居に(出て欲しかった)」とラブコールを受けた蒼井は、「いのうえさんに『うちのは祭りだと思ってもらっていいから』って言われて、2012年の年末になればお祭りが待っていると思って楽しみにしていました」と満面の笑み。
最近では文学作品への出演が続いていた蒼井。「お祭りが待っているから、今は真面目にお芝居を頑張ろうって(笑)。もちろん『ZIPANG PUNK』も真面目にやりますけど(笑)、楽しみのデザートがある感じでした」と待望の出演だったことを明かした。(取材・文:長谷川亮)
劇団☆新感線2012年越冬興行SHINKANSEN☆RX「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」は2012年12月19日から2013年1月27日まで東京・東急シアターオーブ、2月6日から2月28日まで大阪・オリックス劇場にて公演