スピルバーグ製作！マリリン・モンロー舞台の裏側描くドラマ日本放送！北陽・虻ちゃんもマリリンに！

　25日、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マリリン・モンローを題材にしたミュージカル制作の舞台裏を描いた海外ドラマ「SMASH」放送記念イベントが新宿ステーションスクエアで行われ、お笑いコンビ・北陽の虻川美穂子が、マリリンに変身した。

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　「マリリン・モンローを主役にしたブロードウェイ・ミュージカルの、制作の裏側をドラマにしたい」。そんなスピルバーグのアイディアを基に製作された同ドラマ。映画『シカゴ』『ヘアスプレー』にも携わったクレイグ・ゼイダンとニール・メロンがスピルバーグと共に製作総指揮に名を連ねるミュージカル大作となっている。

　ウエイトレスをやりながらスターを目指すカレンと、実力はあるのにこれまで脇役に甘んじてきたアイヴィーの二人が、永遠のセックスシンボル、マリリン・モンロー役を巡ってしのぎを削るという同ドラマ。キャストも、カレン役に「アメリカン・アイドル」で注目を集めたキャサリン・マクフィー、そしてアイヴィー役には「ウィキッド」で注目を集めるメーガン・ヒルティなど実力派がそろっている。

　そんなドラマの日本放送を記念して行われた同イベント。新宿駅前に登場した高さ7.5メートル、幅13メートルという大型ビルボード（看板）から生身のダンサーたちが飛び出し、番組に登場する歌、ダンスを披露。突如、新宿駅前をブロードウェイに早変わりさせたこのステージには多くの通行人たちが足を止め、迫力あるパフォーマンスを堪能。すべてのステージが終わると大きな拍手が巻き起こった。

　そしてこの日のステージのスペシャルゲストとして登場したのは、マリリンに変身した虻川。ケネディ大統領に捧げた「ハッピーバースデートゥーユー」を歌いながら現れた普段のイメージとは真逆の“セクシー虻ちゃん”に会場は大喝采。普段は照れもあり、露出することはほとんどないという虻川も「やっぱり露出っていいものだなと思いました。あんなセクシーなマリリンがここまで出すんだから、女性は出していかないといけないなと。今までジャケットの下にノースリーブの女がいたら、色目使いやがってとムカついていたんですけど、こういうのは着たもん勝ちですね」と自身の価値観を変えられた様子。普段は女性らしさをなかなか褒めてくれないという虻川の夫も「今日は褒めてくれると思います」とセクシーな笑顔を見せる虻川だった。（取材・文：壬生智裕）

ドラマ「SMASH」は11月3日よりDlifeにて吹替え版が毎週土曜21時から22時まで、字幕版が毎週金曜23時から23時54分まで放送
「SMASH」ヒューマンビルボードミュージカルは28日まで新宿ステーションスクエアにて14時から19時の間に1日6回公演（1ステージ15分程度）