ヒッチコック『裏窓』がミュージカルに!
アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『裏窓』がブロードウェイでミュージカル化されることが明らかになった。
1954年に発表された同作は、足をけがして出歩くことのできなくなった主人公のカメラマンが、窓から見える向かいのアパートで殺人があったのではないかと推測することから始まるサスペンス。主人公をジェームズ・スチュワートが、その恋人をグレイス・ケリーが演じた。
Hollywood Reporterによると、映画『チアーズ!』のミュージカル化を手掛けたチャーリー・ライオンズをはじめとする3人の製作陣が、『裏窓』の原作であるコーネル・ウールリッチの小説のミュージカル化権を獲得。これまでにもオファーはあったというが、ミュージカル化が実現するのはこれが初めてのこととなる。
まだ上演時期や演出家などの詳細は明かされていないものの、チャーリーはミュージカル版に最高のスタッフ・キャストをそろえることを約束。映画の公開から約60年。新たな『裏窓』の誕生に期待したい。(編集部・福田麗)