伊藤英明、試写会でビール片手にゲップ連発
伊藤英明が23日、映画『悪の教典』で行われた「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」と銘打った試写会で、ビール片手にゲップを連発する豪快ぶりを見せた。
お酒や軽食を楽しみつつ、タバコも吸いながら参加できる同イベント。三池崇史監督がMCを務め、伊藤のほか、今夏20歳を迎えたばかりの浅香航大と、ダルビッシュ有の実弟で俳優のKENTAが出席し、映画そっちのけで酒にまつわる失敗談で盛り上がった。
ビール片手にゲップを連発した伊藤は、三池監督とお酒を飲み交わすのは、2007年に公開された映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』でベネチア国際映画祭に出席したとき以来だそうで、そのときのことを回想。酔っ払ってレッドカーペットを5往復するという奇行に走り、桃井かおりに「いい加減にしなさい!」と怒られたことを明かし、「うちの親父もおかんも一緒に連れてったんですけど、恥ずかしそうにしていました」と照れ笑い。
また、三池監督が「KENTAは太ってたんだよな」とつっこむと、KENTAは、兄(ダルビッシュ有)が一緒にダイエットをしてくれたことを告白し、「卵の黄身1個と白身3個とか、朝何も食べないで動くとかで5日で5キロ痩せました」とコメント。それを受けて伊藤が「俺も炭水化物抜きダイエットをやったよ。『海猿』とか『海猿』とか『海猿』とかで」と語り、会場を笑いに包んだ。
『悪の教典』は、「黒い家」「青の炎」などで知られる貴志祐介のベストセラー小説を、鬼才・三池崇史監督が実写映画化した作品。「海猿」シリーズで演じた仙崎大輔役で人命救助を続けてきた伊藤が、生徒全員を皆殺しにしようとする教師で新たな魅力を光らせる。小説に響く「三文オペラ」の「モリタート」が流れる世界を具現化させた三池監督の手腕にも注目。(取材・文:県田勢、編集部・島村幸恵)
映画『悪の教典』は11月10日より全国東宝系公開