小野大輔、憧れだった作品で念願! 宮野真守、斎藤千和ら豪華声優陣の思い!
いよいよ今週末27日より公開される映画『009 RE:CYBORG』に出演している宮野真守、小野大輔、斎藤千和ら声優陣が、石ノ森章太郎氏の未完コミックを現代によみがえらせた本作にコメントを寄せている。それぞれが声優や原作ファン、そしてかつてのアニメ化作品を憧れの目で観ていたという立場から語っており、声優たちの意外な一面を明らかにしている。
声優陣のコメント全文! 短期集中連載『009 RE:CYBORG』の世界・第1回!
東西冷戦やベトナム戦争といった執筆当時の時代背景を色濃く反映した石ノ森氏の原作の舞台を21世紀の現代に移し替え、新たな物語として立ち上げた本作。これまでに幾度もアニメ化されているが、本作では声優陣を一新し、宮野真守、小野大輔、斎藤千和といった人気と実力を兼ね備えた面々をそろえた。
声優陣には、主人公の009・島村ジョー役の宮野のように「キャラクターの深み、物語の大きさに感動しました」と原作のファンもいれば、003・フランソワーズ役の斎藤のように「アフレコが終わってから読もうと思っていたので、愛蔵版を購入してテレビの横に飾っておき、モチベーションを上げていました」と語る人もいるなど、原作との距離感はさまざま。その中で意外なエピソードを明かしたのは、002ことジェット・リンク役に抜てきされた小野だ。
今や押しも押されもせぬ人気声優の一人である小野ではあるものの、前回のアニメ化作品が放送されていた2001年ごろは声優としての仕事を始めたばかり。一視聴者として「憧れの目線で観ていましたね」と振り返っており、それだけに本作に参加できた喜びは大きい。演じているジェットは、本作ではジョーと並んで主人公格のキャラクター。「人間としての熱さを、人間以上に心に秘めたサイボーグです」と明かすなど、本作への愛着をうかがわせている。
ほかにも、大川透、増岡太郎、吉野裕行、杉山紀彰、丹沢晃之、玉川砂記子といった声優陣がそれぞれの「009」との関係を明かしており、ファンは要注目。より作品への興味が増すことは間違いなしだ。(編集部・福田麗)
映画『009 RE:CYBORG』は10月27日より公開