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『スター・ウォーズ』新作をディズニーが手掛ける理由…ジョージ・ルーカスが明かす

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まさか銀河帝国が夢の国に買収される日が来るとは…- ジョージ・ルーカス
まさか銀河帝国が夢の国に買収される日が来るとは…- ジョージ・ルーカス - Ethan Miller / Getty Images

 現地時間30日、ディズニーがルーカスフィルムを買収し、映画『スター・ウォーズ:エピソード7(原題) / STAR WARS: EPISODE 7』を製作すると発表したことを受け、生みの親であるジョージ・ルーカスが、なぜディズニーに同シリーズを託したのかを明かした。

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 この日の発表と前後して、『スター・ウォーズ』シリーズのオフィシャルサイトには、ルーカス本人が買収、そして新作製作に至るまでの経緯を語る「The Future of Star Wars Movies」と題した映像が掲載。数年前から引退をほのめかしていたルーカスはその中で、自身の引退がこのタイミングでの会社譲渡の大きな理由になっていることを明言した。そして、ルーカスフィルムの未来を託す会社として選んだのが、ディズニーだ。

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 その理由として、ルーカスは「ルーカスフィルムを守る力のある大企業であること」を挙げると、さらにディズニーがアミューズメントパークを筆頭に、エンターテインメント業界全体に影響力を持っていることも重視。ディズニーの後押しを得ることで「ルーカスフィルムのコンテンツをより大きくする最高の機会と考えたのです」と説明した。

 ディズニーは、過去にも『トイ・ストーリー』を生み出したピクサー、そして『アベンジャーズ』の大ヒットも記憶に新しいマーベル・エンターテインメントを買収し、それらの会社の特性を生かしたコンテンツを世に送り出してきた。そして、ルーカスフィルムを買収したディズニーが真っ先に発表したのは、同社の代表作であり、ルーカス本人がかねてより「これ以上は作らない」と公言していた『スター・ウォーズ』新作の製作だった。

 これまでのシリーズ作の多くで監督・脚本を務めたルーカスは、新作ではストーリー原案のほか、クリエイティブ・コンサルタントとして製作に関わるが、基本的には後継者たるキャスリーン・ケネディに委ねるとのこと。「(製作側が代替わりすることで)映画はより長い命を得るのです。将来的には、より多くの人に楽しんでもらうことができるでしょう」とルーカスは語り、『スター・ウォーズ』の世界がこれまで以上に広く深く、そして豊かになるであろう未来を思い描いている様子を見せた。(編集部・福田麗)

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