残酷描写アリが条件!若い血たぎるスプラッター専門学生映画祭が今年も開催!
大学、専門学校生から作品を募集する、自主制作スプラッター専門映画祭「学生残酷映画祭」が今年も開催される。審査対象となるのは、流血や人体破損等の残酷描写がある作品のみという、実に挑戦的でホラー映画ファンにはたまらない催しとなっている。
「学生残酷映画祭」は、2009年から開催されているコンペティション形式の映画祭。学生ならではの視点から日本のスプラッター映画界の振興に貢献し盛り上げようという趣旨に基づいた、数ある学生を対象とした映画祭の中でも、唯一残酷表現に特化したものとなっている。
応募対象となるのは「下は小学生から、上は大学院生から専門学生まで」の学生ということで、まさかのジュニア世代を含む、多様なスプラッター映画の集結に期待できそう!? また現役でなくとも、学生時代に製作した作品であれば応募可能ということだ。
募集期間は11月19日までとなっているため、今からの作品制作は難しいかもしれないが、過去に撮った残酷映画が日の目を見るまたとないチャンスかも。ただし応募メディアはDVDのみ、30分以内の作品が対象となっているので注意が必要だ。詳細はオフィシャルサイトを確認。
映画『スパイダーマン』のサム・ライミ監督、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督など、ハリウッドのトップを走るクリエイターの多くが、スプラッター映画を足掛かりにチャンスをつかんだ。現在日本でも、「SUSHITYPHOON」レーベル作品などが気を吐き、かつての勢いを取り戻すかのように残酷描写満載の映画が制作されていることもあり、未来の名監督の誕生を目の当たりにするチャンスとなるかもしれない。(編集部・入倉功一)
「学生残酷映画祭」は12月9日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催 作品応募期間は11月19日まで