綾野剛、貧血のため舞台あいさつを中座… 9月の舞台あいさつに続き
綾野剛が7日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた映画『その夜の侍』完成披露試写会で、貧血のため舞台あいさつを中座するというハプニングがあった。綾野は9月に行われた『新しい靴を買わなくちゃ』完成披露試写会でも足をつり、舞台あいさつを中座していた。
綾野剛、途中退席… 映画『その夜の侍』完成披露試写会フォトギャラリー
UAが歌う主題歌「星影の小径」をBGMに、綾野のほか、出演者の堺雅人、山田孝之、新井浩文、谷村美月、田口トモロヲ、メガホンを取った赤堀雅秋監督が、登壇したこの日のイベント。中盤、突然顔を真っ青にした綾野は、噴き出した大量の汗をぬぐい始め、無言で舞台あいさつを中座した。
9月25日に行われた『新しい靴を買わなくちゃ』完成披露試写会で、足をつり、舞台あいさつを中座した際も、その後舞台に戻り、元気な姿を見せていた綾野。この日も約10分後に「すいません、貧血でした」と舞台に再登場してファンを安心させた。まさかのハプニング続きとなった綾野だが、共演者の新井が「二日酔い?」とちゃかしてみせ、共演者の温かさに迎えられていた。
『その夜の侍』は、劇団「THE SHAMPOO HAT」の赤堀雅秋が作・演出・主演を手掛けた戯曲を、自身の演出で映画化したヒューマンドラマ。この日、出席者たちは口々に「重たい映画なので覚悟して」と注意を喚起。そんな出演者たちの思いを代表して堺は「非常におすすめしにくい映画です。ここがいいからご覧くださいというよりも、むしろ否定形から入った方がいい映画かもしれません。でも僕やスタッフはみんな好きな映画です。願わくは皆さんの心に突き刺さる作品になれば。いい時間が過ごせますようにと今は祈るばかりです」と映画をアピールした。(取材・文:壬生智裕)
映画『その夜の侍』は11月17日より全国公開