藤原竜也が人間のクズ役!三池崇史監督最新作、衝撃のポスター解禁!
藤原竜也が殺人鬼・清丸国秀役を務める三池崇史監督最新作『藁の楯』で、“インパクト大”のポスターが公開された。
孫娘を殺された財界の大物・蜷川が、清丸殺しに10億円の賞金を懸けたことから始まる清丸を護送する二人のSPと三人の警察官対、日本国民1億2,000万人の戦いを描く本作。主演はSPを演じる大沢たかおと松嶋菜々子なのだが、ポスターに登場するのは、藤原竜也のみ。コンクリートの壁面に貼られた新聞の一面に手錠をかけた藤原の写真がでかでかと掲載され、「連続暴行殺人犯 清丸国秀(29歳)」「この男を殺してください。」「御礼に10億円差し上げます。」の文字が鮮烈に並ぶポスターに仕上がっている。
10日に公開される映画『悪の教典』では、「海猿」シリーズの伊藤英明に、表の顔は生徒や同僚教師から絶大な人気を誇る教師でありながら、裏の顔は自らの保身のためならば殺人もいとわない大量殺人鬼というはまり役を与えた三池崇史監督。藤原は、『DEATH NOTE デスノート』『パレード』『I'M FLASH!』と陰のある役で抜群の演技力を発揮してきた。三池監督が、藤原をどのような殺人鬼に仕立てたのか? 今回公開されたポスターからは、そんな期待もあおられる。
また今回、大沢、松嶋、藤原のすでに発表されていたキャストに加え、大沢演じる銘苅一基と松嶋演じる白岩篤子のSP二人と共に清丸(藤原)を護送する警察官を岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗の三人が演じ、孫娘を殺された大富豪・蜷川を山崎努が演じることが発表された。
漫画「ビー・バップ・ハイスクール」の作者きうちかずひろが、木内一裕として2004年に発表した処女小説を原作とする本作。一歩進むごとに、ごく普通の一般市民、そして警護に当たるはずの警察官や機動隊員からも命を狙われ、追い詰められていくという清丸、SPの二人、警察官の三人。三池崇史監督が送り出す、次なるアクションサスペンスの完成が待ち遠しい。(編集部・島村幸恵)
映画『藁の楯』は2013年4月26日より新宿ピカデリーほかにて全国公開