「セサミストリート」エルモの“中の人”は無実だった! 相手が訴訟を撤回
未成年男子と性的関係を持ったと訴えられた、子ども番組「セサミストリート」の人気キャラクター・エルモの操者であるケヴィン・クラッシュへの疑いは晴れたようだ。
E!Onlineによると、未成年のときにケヴィンと性的関係を持ったと主張していた相手の男性が供述を撤回し、一転して成人してからの合意の上での関係だと弁護士を通じて発表したという。この一件でゲイとしてカミングアウトしたケヴィンは、相手とは恋人同士で、成人に達してからの関係だったと最初から主張し、番組側も独自の調査でケヴィンの潔白を確信していると発表していた。
「耐え難い疑いが晴れてホッとしています。この件についてはこれ以上コメントすることはありません」とケヴィンは語り、相手側の男性も今後一切コメントはしないと弁護士を通じて言っている。「セサミストリート」側は、この一件に幕が下ろされたことをうれしく思い、ケヴィンが前に進めることを喜んでいると同番組の制作会社のウェブサイトsesamework shopに声明を出した。
ケヴィンは訴訟準備のため番組をしばらく降板することを発表しているが、男性が訴えを取り下げたことにより、すぐに番組に復帰するかどうかは不明。名誉毀損(きそん)で相手を訴える可能性もあるため、しばらくは降板したままとの見方も強いようだ。(澤田理沙)