松嶋菜々子、ショートカットに黒のスーツで銃を!精悍なSP姿を初公開!最新作特報
大沢たかおと松嶋菜々子が凶悪犯の護送警護にあたるSPを演じる、三池崇史監督最新作『藁の楯』の特報映像がこのほど公開された。松嶋は、ショートカットに黒のスーツで銃を構える精悍なSP姿を披露している。
本作の主演を務める大沢と松嶋が演じる警視庁警備部 SPの銘苅一基と白岩篤子は、全国民から命を狙われることとなった凶悪犯・清丸国秀を護送する任務を与えられる。プロとして一流の能力を誇る彼らが、清丸を守ることへの葛藤と戦いながらも任務に徹し続けるという設定だ。
連続暴行殺人犯・清丸を演じるのは、15歳の頃から演劇界でその実力を培ってきた藤原竜也。さらに岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、山崎努という豪華共演陣が、物語を盛り上げる。
特報の始まりは、山崎が演じる財界の大物・蜷川がカメラに向かって、「清丸国秀を殺してほしい。わたしの7歳になる孫娘を殺した男だ。報酬として10億円お支払いする」と語りかける衝撃的なメッセージビデオ。「清丸殺して10億ゲット!」など、インターネット掲示板の文字が躍る画面からは、熱に浮かされたような日本国民の不気味な殺意が伝わってくる。
命の危険を感じて福岡で出頭した清丸を、東京にある警視庁に移送するまでの1,200キロ。大型護送車、救急車、新幹線と移動手段を変えての護送劇を撮影するため、愛知、三重を中心に、オールロケを敢行。さらに、日本映画史上初となる台湾新幹線で撮影。映像にはその車両の姿も収められており、壮大なスケール感が伺える。
緊迫感に満ちた本作のメガホンを取るのは、世界的な評価も高い三池崇史監督。特報は、大沢扮する銘苅が清丸の額に銃を突き付けて咆哮(ほうこう)するシーンで終わっており、早くもラストが気になる作りになっている。1億2千万人の殺意との決着をどうつけるのか? 今から完成が楽しみだ。(編集部・森田真帆)
映画『藁の楯』は2013年4月26日より全国公開