スタローンが引退しない理由…『ランボー』が完結するまではやめられない 第5作製作に意欲
現在日本でも映画『エクスペンダブルズ2』が公開されている俳優シルヴェスター・スタローンが、まだ引退しない理由に代表作『ランボー』シリーズの存在を挙げていることが明らかになった。現在までに第4作まで製作されている同シリーズを完結させることは、スタローンにとっての宿願となっている様子だ。
Digital Spyによると、ローマで取材に応じたスタローンは「引退しないのは『ランボー』があるからだよ。わたしはランボーが家に帰れなくなるところを見てやらないといけない。戦争を必要としている彼が、死んでいくのを見守ってやらないとね」と明かすと、2008年の映画『ランボー 最後の戦場』以来の新作となるシリーズ第5作の製作にも意欲を見せた。
だが、スタローンは今年66歳。まだハリウッドの第一線に立つアクションスターとはいえ、肉体の衰えは否定できない。「次の『ランボー』まで、このおんぼろの体が持ってくれれば最高なんだけどね。そうでないとランボーは戦えない。よしんば、関節炎と戦うのが関の山だろうね」とジョークを飛ばす場面もあった。
第5作『ランボー:ラスト・スタンド(原題)/ Rambo : Last Stand』については製作発表されたものの、その後目立った動きはなし。もっとも、スタローンのもう一つの代表作『ロッキー』シリーズは、第5作『ロッキー5/最後のドラマ』の16年後に製作された『ロッキー・ザ・ファイナル』で完結しているだけに、ファンとしても長い目で見守るのがいいかもしれない。(編集部・福田麗)