『探偵はBARにいる2』ヒロインは尾野真千子!バイオリニスト役で体を張った演技!
女優・尾野真千子が、昨年9月に公開され興行収入12億円超えを記録した大泉洋、松田龍平共演の映画『探偵はBARにいる』第2弾のヒロインに抜てきされたことが発表された。第1弾では小雪が務めた同シリーズのヒロイン。尾野は、「美人バイオリニスト」としてもてはやされる一方、大泉、松田演じる探偵コンビを振り回す「THE 関西人」である弓子を、持ち前の関西弁を駆使して演じ切ったという。
前作が好きだったという尾野は、大泉演じる探偵と松田演じるその相棒、高田について、「あの掛け合いなんでしょうね。掛け合いになっていない掛け合い。探偵がいろんなことを調べて解決しているように見えるんですが、実は何も解決してないんですよね。ほんとを言うとかっこの悪い探偵なんですけど、それが高田といることで、高田がいろいろアクションとかボソって言う一言だったりとか、そういうことで探偵もすごくかっこよく見える。本当はかっこ悪いのに。それがこの作品の魅力なんじゃないかなと思います」と独特のコメントで本作を絶賛。
「好きな作品に出れて、この物語独特の感じになっていて、そこにわたしがスッポリ入っていけてたらうれしいなと思います」と出演の喜びを語った。また尾野は、今作の撮影で、初めてのカーチェイスに挑戦し、車が1回転するという恐怖体験をしたことも告白。体を張った演技を見せたことを明かした。
探偵と高田の友人でもあったオカマのマサコちゃん殺人事件を追うという『探偵はBARにいる2』。尾野の役どころは、自身の熱狂的ファンであったマサコちゃんの事件の真相を、暴くよう探偵に依頼するというもの。前作では小雪がミステリアスにヒロインを演じ切っていたが、尾野はどのようにヒロインを務め上げたのか? 北海道が舞台の本作で飛び出す尾野のパンチある関西弁にも注目したい。なお、監督、脚本は、前作と同じく橋本一監督、古沢良太、須藤泰司。今作では東直己のススキノ探偵シリーズより「探偵はひとりぼっち」を映画化した。(編集部・島村幸恵)
映画『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日より全国公開